
PCパーツ業界の巨人、ASRock(アスロック)から、ゲーマーの期待を裏切らない衝撃のニュースが飛び込んできました。2024年4月3日、同社のゲーミングブランド「Phantom Gaming」およびエントリー向けの「Challenger」シリーズから、計5機種の新型ディスプレイが国内で一斉に発売されます。
今回の目玉は何と言っても、4K解像度とフルHD高リフレッシュレートを瞬時に切り替えられる「デュアルモード」を搭載した31.5インチ有機ELモデルです。ハイエンドな競技志向のゲーマーから、映像美を追求するクリエイターまで、あらゆる層をターゲットにしたASRockの最新ラインナップ。その詳細なスペックと、どのモデルが自分に合っているのか、徹底的に深掘りしていきましょう。
- 究極のハイブリッド:PGO32UFS2C(31.5インチ 有機EL)
- 安定の27インチWQHD:PG27QFT2C / PG27QFT1B
- コスパ重視の24.5インチ:PG25FFT
- 驚きの「D-Sub」搭載:CL25FFA
- ユーザーを支える強力な保証制度
- 今回紹介した製品のスペック比較
- まとめ:ASRockが提案する新しいゲーミング体験
究極のハイブリッド:PGO32UFS2C(31.5インチ 有機EL)

今回のラインナップで頂点に君臨するのが、「PGO32UFS2C」です。このモデルは、最新の31.5インチ有機EL(OLED)パネルを採用しており、ただ美しいだけではない「二面性」を持っています。
驚異の「デュアルモード」搭載
最大の特徴は、用途に合わせて解像度とリフレッシュレートを切り替えられる「デュアルモード」機能です。
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4Kモード: 3840×2160ドットの高精細な映像を、240Hzという高リフレッシュレートで楽しめます。RPGやオープンワールドのゲームを最高の没入感でプレイするのに最適です。
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フルHDモード: 解像度を1920×1080ドットに落とすことで、なんと最大480Hzのリフレッシュレートを実現します。FPSや格闘ゲームなど、コンマ一秒の反応が勝敗を分けるシーンで圧倒的な優位に立てるスペックです。
有機ELならではの圧倒的レスポンスと色彩
中間調応答速度(GtG)は約0.03msという、液晶パネルでは到達不可能な次元の速さを誇ります。残像感はほぼ皆無と言っていいでしょう。さらに、色彩表現についても妥協がありません。
PGO32UFS2Cの色彩スペック
DCI-P3カバー率:99%
色差(ΔE):2未満
認証:VESA DisplayHDR True Black 400
本物の「黒」を表現できる有機ELに、プロレベルの色再現性が加わることで、ゲームプレイだけでなく動画編集や写真加工などのクリエイティブワークにも十分対応できるポテンシャルを秘めています。
充実のインターフェースと便利機能
入力系統は、DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.1×2に加え、DisplayPort Alternate Modeに対応したUSB Type-Cも搭載。合計5系統という圧倒的な拡張性です。また、KVM機能(PC切換器)を内蔵しているため、2台のPCで一組のマウスやキーボードを共有できるのも、デスク周りをスッキリさせたいユーザーには嬉しいポイントです。
安定の27インチWQHD:PG27QFT2C / PG27QFT1B


最も汎用性が高く、多くのユーザーにとって「ちょうどいい」選択肢となるのが、27インチのWQHDモデルです。「PG27QFT2C」と「PG27QFT1B」の2製品が登場します。
高画質なIPSパネルと180Hzの高速駆動
両モデルとも、2560×1440ドット(WQHD)解像度のIPS液晶パネルを採用しています。フルHDよりも精細で、4KよりもPCへの負荷が抑えられるWQHDは、現在のゲーミングシーンにおけるボリュームゾーンです。
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リフレッシュレート: 最大180Hz(DisplayPort接続時)
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HDR認証: VESA DisplayHDR 400
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同期技術: AMD FreeSync Premium
中間調応答速度は約5msとなっており、IPSパネル特有の広い視野角と鮮やかな発色を維持しながら、滑らかなゲーム映像を提供します。
スタンド機能による使い勝手の違い
この2モデルの最大の違いは「スタンドの調整機能」にあります。
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PG27QFT2C(上位スタンド): 高さ調整、スイベル(左右首振り)、チルト(上下角度)のフル調整が可能。自分の姿勢に合わせた最適なポジションを構築できます。
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PG27QFT1B(基本スタンド): 調整機能はチルト(上下角度)のみに限定されています。モニターアームを使用することを前提にしている方や、コストを抑えたい方向けのモデルと言えるでしょう。
コスパ重視の24.5インチ:PG25FFT

フルHD環境で最高のコストパフォーマンスを求めるなら、「PG25FFT」が有力な候補になります。
180Hz駆動の競技向けエントリーモデル
24.5インチは、画面全体を視野に収めやすいため、プロゲーマーも好んで使用するサイズです。
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解像度:1920×1080ドット
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リフレッシュレート:180Hz
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応答速度:1ms(MPRT)
注目すべきは、映像入力の柔軟性です。DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0×2の3系統すべてで最大180Hzの表示が可能です。「HDMIだとリフレッシュレートが落ちる」といった制限を気にせず、ゲーミングPCや最新のコンソール機を接続できるのが強みです。
驚きの「D-Sub」搭載:CL25FFA

最後に紹介するのは、ASRockのビジネス・スタンダード向けブランド「Challenger」シリーズから登場する「CL25FFA」です。
温故知新のエントリーディスプレイ
24.5インチのフルHD、IPS液晶、リフレッシュレート120Hzという構成は、普段使いやライトなゲームには十分なスペックです。しかし、このモデルの最もユニークな点は背面の端子にあります。
CL25FFAの入力端子
HDMI 1.4 ×1
D-Sub 15ピン(アナログ)×1
最新のディスプレイでありながら、あえてアナログのD-Sub端子を搭載しています。これにより、少し古いPCや産業用機器、レガシーなデバイスを使い続けたいユーザーにとって、唯一無二の選択肢となります。
ユーザーを支える強力な保証制度
ASRockのディスプレイ全製品に共通する大きなメリットが、その手厚い保証内容です。
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「ゼロブライトドット」保証: 画面上に輝点(ドット抜けの一種)が1つでもある場合、購入後30日以内であれば交換対応が受けられます。ディスプレイ購入時の「当たり外れ」という不安を払拭してくれる、非常にユーザーフレンドリーな制度です。
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3年間製品保証: 長期的な使用を想定した安心のサポート体制が整っています。
今回紹介した製品のスペック比較
【ハイエンド・31.5型】
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PGO32UFS2C
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パネル:有機EL(OLED)
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解像度:4K(3840×2160)
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想定価格:149,800円(税込)
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【メインストリーム・27型】
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PG27QFT2C
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パネル:IPS液晶
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解像度:WQHD(2560×1440)
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多機能スタンド:あり
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想定価格:29,980円(税込)
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PG27QFT1B
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パネル:IPS液晶
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解像度:WQHD(2560×1440)
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多機能スタンド:なし(チルトのみ)
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想定価格:27,980円(税込)
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【エントリー・24.5型】
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PG25FFT
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パネル:IPS液晶
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解像度:フルHD(1920×1080)
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リフレッシュレート:180Hz
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想定価格:18,980円(税込)
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CL25FFA
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パネル:IPS液晶
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解像度:フルHD(1920×1080)
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リフレッシュレート:120Hz(D-Sub搭載)
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想定価格:12,980円(税込)
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まとめ:ASRockが提案する新しいゲーミング体験
今回のASRockの新作ラインナップは、最先端の有機EL技術を詰め込んだハイエンドモデルから、D-Subを搭載したニッチなニーズに応えるモデルまで、非常に戦略的な構成となっています。
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極上の映像と速度の両立を求めるなら: [PGO32UFS2C]
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バランスの良いWQHD環境を構築するなら: [PG27QFT2C] / [PG27QFT1B]
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フルHDで手軽に高リフレッシュレートを体感するなら: [PG25FFT]
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旧環境との互換性やサブモニターとして選ぶなら: [CL25FFA]
発売日は2024年4月3日。春の新生活に合わせて、デスク環境をASRockの最新モニターでアップグレードしてみてはいかがでしょうか。