ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2024年6月18日に「PlayStation Portal リモートプレーヤー」(以下、PS Portal)の最新システムソフトウェアアップデートを6月20日に配信すると発表しました。このアップデートにより、PS Portalは自宅外のパブリックWi-Fiネットワークでも使用できるようになります。本記事では、このアップデートの詳細やその魅力について詳しく解説します。
パブリックWi-Fi対応で外出先でも快適にリモートプレイ
PS Portalはこれまで、自宅内での利用が推奨されていました。しかし、今回のアップデートにより、ホテル、カフェ、空港などで提供される追加認証が必要なWi-Fiネットワークにも対応します。この機能により、外出先でもPS Portalを活用できるようになり、リモートプレイの可能性が大幅に広がります。
QRコードで簡単認証
新たな認証手順として、PS Portalに表示されるQRコードをスマートフォンなどで読み取ることで、ブラウザ経由で簡単に認証が完了します。この方法により、複雑な設定を必要とせず、誰でもスムーズに利用できます。
推奨回線速度
利用に際して、回線速度は5Mbps以上が必要であり、15Mbps以上が推奨されています。これにより、高品質なリモートプレイ体験が保証されます。
ユーザーエクスペリエンスの向上
今回のアップデートでは、パブリックWi-Fi対応以外にも多くの改善が施されています。
視覚フィードバックの追加
タッチパッドエリアの操作時に視覚フィードバックが追加され、操作感が向上します。これにより、より直感的な操作が可能となります。
バッテリー残量表示の改善
バッテリー残量が%で表示されるようになり、プレイヤーはバッテリー状況をより正確に把握できます。これにより、長時間のプレイセッションでも安心して使用できます。
PS Portalユーザーの傾向とリモートプレイの人気
PS Portalを紹介するPlayStation.Blogのエントリーによれば、PS Portalのプレイヤーの60%以上がPS5のリモートプレイ機能を初めて使用したというデータが明かされています。これは、PS Portalが新しいユーザー層にリモートプレイの魅力を広めている証拠と言えるでしょう。
まとめ:PS Portalの未来
今回のアップデートにより、PS Portalはさらに魅力的なデバイスとなり、多くのユーザーにとって不可欠な存在となるでしょう。外出先でも快適にPS5のゲームを楽しめるようになり、PS Portalの利用シーンが広がります。SIEは今後もユーザーの声を反映したアップデートを続け、PS Portalの進化を続けることが期待されます。
公式情報
詳しい情報は、PlayStation.Blogでご覧いただけます。