
AcerのゲーミングブランドNitro(ニトロ)から、24.5インチ/フルHD/最大320Hz対応の新モニターが3機種同時に発売されました。ラインアップはVG250QW3bmiipx、VG250QF3bmiipx、XV250QF3bmiiprx。Amazon、Acer公式オンラインストア、Acerダイレクト(楽天市場・Yahoo!ショッピング)で順次購入できます。
ハイライト
・最大320Hz&1ms(GTG)、AMD FreeSync™対応
・IPSパネル×sRGB 99%で正確な色再現と広視野角
・暗所に強いブラックブースト、8種のGame Viewモード搭載
・簡単設定のAcer Display Widget対応/VESA 100×100対応
- 発売の背景:リフレッシュレート重視の需要に直球で応える
- 3機種のまとめ
- 3機種の特徴
- 想定ユーザーと用途(発売情報まとめ版)
- 販売チャネル(公式・主要EC)
- よくある質問(発売編)
- まとめ:Nitro 24.5型は“いま買える高フレーム機”の本命
発売の背景:リフレッシュレート重視の需要に直球で応える
eスポーツやオンライン対戦では、描画の滑らかさ=有利さに直結します。今回のNitro新製品は、FPS・格闘・アクションなど高フレームレート志向のユーザーをメインターゲットに、240Hz~320Hzのリフレッシュレートと、IPSの見やすさを両立。競技シーンはもちろん、ストリーマーや配信者にも使いやすい設計です。
3機種のまとめ
VG250QW3bmiipx(240Hz)
コストパフォーマンス重視のエントリー~ミドル向け。240Hzの高リフレッシュで快適にゲームを楽しみたい人に最適。HDMI/DisplayPortともに高リフレッシュ運用が可能で、初めてのゲーミングモニターにも選びやすい一台です。
VG250QF3bmiipx(最大320Hz)
DisplayPort接続で320Hz/HDMIで240Hzに対応。フレーム優先で立ち回りたい競技志向ユーザーに向きます。機能は必要十分、軽量&シンプルにまとまっているのが特徴です。
XV250QF3bmiiprx(最大320Hz+エルゴスタンド)
VG250QF3と同等の最大320Hzに加え、高さ調整(最大150mm)/スイベル左右20°/ピボット90°(時計・反時計)に対応するエルゴスタンドを標準装備。長時間の練習や配信でも姿勢を最適化しやすく、設置自由度を求める人におすすめ。


3機種の特徴
画質と表示性能:FHD×IPSで“狙える”視認性
解像度はフルHD(1920×1080)。非光沢IPSにより、色ずれやグレー反転の少ない広視野角を実現します。ゼロフレームデザインはマルチモニター環境で有利。sRGB 99%カバーにより、UIや敵影、弾道のコントラストがつきやすく、競技プレイ時の視認性をしっかり確保します。
高速描画:240Hz~320Hz×1ms(GTG)
動きの速いシーンでも残像を抑える1ms(GTG)/最小0.5ms(GTG, Min.)相当の応答。AMD FreeSync™がティアリング(画面のズレ)やスタッター(カクつき)を低減し、入力から表示までの体感遅延を少なく感じられるのがポイントです。
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VG250QW3:240Hz(HDMI/DP)
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VG250QF3:320Hz(DP)/240Hz(HDMI)
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XV250QF3:320Hz(DP)/240Hz(HDMI)
発売時の注意点:320Hzで運用する場合はDisplayPort 1.4対応ケーブルを用意し、OS/ドライバ側のリフレッシュ設定も忘れずに。
ゲーム向け機能:視認性と最適化を一発で
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ブラックブースト:暗部の視認性を向上し、影に潜む敵を素早く捉えやすくします。
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Game View:アクション/レーシング/スポーツ/ユーザー/スタンダード/ECO/グラフィック/ムービーの8モードを搭載。タイトルや用途に合わせてワンタッチ最適化。
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6軸カラー調整(R/G/B+C/M/Y):色相・彩度を細かく追い込み、自分好みの見え方へ。
目にやさしい設計:長時間プレイの“当たり前”を支える
Flicker-lessでちらつきを抑え、暗環境でのローディミング、ブルーライトシールドで眼精疲労の軽減をサポート。コンフィビューディスプレイ(反射低減/非光沢)により、照明や外光の映り込みも少なく、夜間の練習~大会本番までコンディションを保ちやすい構成です。
接続性・スピーカー・VESA
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スピーカー:2W×2内蔵、ヘッドホン端子搭載
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端子構成:
・VG250QW3:HDMI 2.1×2/DP 1.4×1
・VG250QF3:HDMI 2.0×2/DP 1.4×1
・XV250QF3:HDMI 2.0×2/DP 1.4×1 -
VESA 100×100対応で、モニターアームや壁掛けにも容易に移行できます。
スタンド可動(設置の自由度)
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VG250QW3:チルト 上25°/下5°
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XV250QF3:チルト+スイベル±20°+高さ150mm+ピボット90°(時計回り/反時計回り)
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VG250QF3:必要機能に絞ったシンプル設計(可動は最小限)
発売時の選定ポイント
・可動性重視ならXV250QF3
・フレーム重視ならVG250QF3
・価格重視で高リフレッシュを手に入れるならVG250QW3
便利ソフト:Acer Display Widget対応
OSDを開かずに、画質モード/輝度/コントラスト/ブルーライト/6軸色などをPC上から直感操作。プリセット保存のほか、11種類の分割レイアウトでウィンドウ配置を素早く整理できます。配信・録画・チャット・攻略サイトの同時運用時にも威力を発揮。

想定ユーザーと用途(発売情報まとめ版)
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競技FPS/格闘:320Hz対応(VG250QF3/XV250QF3)で入力~表示の新鮮さを確保。
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カジュアル~ミドルレンジ:240Hz(VG250QW3)で費用を抑えつつ滑らかさを手に入れる。
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配信/長時間プレイ:エルゴスタンド(XV250QF3)で首・肩の負担を軽減。
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マルチ用途:sRGB 99%×IPSで日常作業や映像視聴も快適。
販売チャネル(公式・主要EC)
価格・在庫は変動します。リンク先の最新情報をご確認ください。
よくある質問(発売編)
Q. 320Hzは必ずDisplayPortが必要?
A. はい。VG250QF3/XV250QF3で320Hzを使うにはDisplayPort(DP 1.4推奨)が必要です。HDMI接続時は240Hzになります。
Q. 初めてのゲーミングモニターにおすすめは?
A. VG250QW3(240Hz)がバランス良好。PCスペックやタイトルに合わせて、上位の320Hz対応へ拡張するのも手です。
Q. 作業や視聴にも使える?
A. IPS×sRGB 99%でWeb制作や日常用途にも対応。色管理が厳密に必要なプロ作業は、上位色域のモニターと併用すると安心です。
まとめ:Nitro 24.5型は“いま買える高フレーム機”の本命
発売開始となったNitroの24.5型は、FHD×IPSの見やすさと240Hz~320Hzの滑らかさを実用価格帯に落とし込んだのが強み。VG250QW3=コスパ、VG250QF3=フレーム優先、XV250QF3=可動性+最高リフレッシュという明確な棲み分けで、用途に合わせた最適な一台を選びやすくなりました。競技デビューから本気のランクマまで、発売直後から使える即戦力として要チェックです。
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